今期圧倒的tier1、隠れ覇権デッキBanG Dream! It’s MyGO!!!!!
DCG以外の内容で筆を取るのは初めてなうえにこの記事は感情の赴くまま勢いで書き殴る主観100%の記事になる。そのため細かい日本語の乱れや強すぎる思想や意味不明なことを述べていても多少は目を瞑ってほしい。
突然だが今期覇権アニメは?という問いにBanG Dream! It’s MyGO!!!!!(以下MyGO)であると答える人はどれぐらいいるのだろうか?
今期事前評価で注目されていたアニメは呪術廻戦や無職転生であり、それらは事前評価通り圧倒的に面白く現在も覇権アニメとして正当な評価を受けている。しかし、それらに匹敵する、いや凌駕するレベルで面白いMyGOを覇権アニメとして挙げる人は現在あまりいないのではないだろうか。この状況はシャドウバースで例えるならメタレポートで勝率が70%超えているのに使用率が5〜10%みたいなものである、明らかに不当な状況だ。
このような状況を少しでも改善したい&ガチキモアニメオタクとしての使命としてMyGOのプレゼンをしていこうと思う。ちなみに誠心誠意心を込めて人に勧める以上多少はネタバレを含むためこの時点で心変わりしてMyGOを視聴する気になってくれた方はMyGOを見た後読んで欲しい、いやMyGO見てくれたらもうこんなクソブログは読まなくていい。まだ石のようにかたいそんな意思でアンチMyGOを貫く人だけ、ここから熱いプレゼンするから見ていってくれ。
①過去シリーズ全く見てなくてもいい
アニメバンドリシリーズはMyGO以前に3期まであり全てを視聴するとなると13話×3+映画×3+Morfonicationとかなりの量がある。だがバンドリシリーズの過去作見てないという理由でノータイム0話切りをした人は今一度考え直して欲しい、本当に過去作全く関係ない。初代遊戯王を見てなくても遊戯王GXや遊戯王5D'sを見るのに問題がないのと同じである。
もちろん過去作を見てると知っている既存のキャラが出てきたりちょっとした趣きを感じられる伏線はあるが話の本筋には全く関係がない、しいていうならバンドしてる女が多い世界なんだということだけ知っていれば問題ない(5D's見るとき遊戯王のルール知ってれば大丈夫なのと初代遊戯王見てると5D's見てるとき牛尾でちょっとアガるみたいな、本当にそれぐらいの影響)。過去のアニメシリーズはBanG Dream! の後に2nd Season、3rd seasonなどと名乗っていたにも関わらず今回MyGOと名乗っているのは公式からも過去作関係ありませんというメッセージと言えるかもしれない。ちなみにバンドリのスマホアプリやってないという人に対しても同様である、てか私もやってない。
正直バンドリ全く見てなくて敬遠した層は新規アニメとして見てくれで済む話なのだがここで問題なのが過去にバンドリシリーズを齧っている層である。
過去のバンドリアニメを見て切って以降もう見てないという層は正直普通である。自分はそこそこには面白いと思っているし何となく全シリーズ見てきたがバンドリシリーズを覇権アニメと思ったことはないし、アニメが生き甲斐で多数のアニメを視聴する私のようなキモオタクではない方がそこそこ程度の面白さのアニメを適当に切るのは至極当然とも言える。
だがMyGOはマジで面白いんだ信じて欲しい。過去シリーズのようなゆるふわみたいな感じじゃなくちゃんとギスギスしてて人間関係をしっかり描いてる。「過去作も仲違いやギスギスはあったしあれぐらいでしょ(笑)」←そんなふうに考えていた時期が俺にもありました、詳細は以降の章で口泡早口で語る。
②ガチのマジでギスギス
上記画像はMyGO台詞広告である。これらの台詞を安っぽい場面やネタではなくギスギスしながらガチで消化していくのがMyGOである。特に燈の「バンドなんてやりたくなかった」はちょっとした愚痴などではなく令和1魂込められた叫びだったので必見。
ここで1-3話(初回1時間30分なので初回分)だけ見た人の中には「ああ、確かに初っ端から解散で始まってギスギスしてましたね(笑)」と鼻で笑ってる人もいるかもしれないが本質はそこではないのだ、黙って7話終わりまで気合い入れて見てほしい。序盤は面白くはあるもののちょっと不穏で暗めの雰囲気ってぐらいなだけで特筆すべき点があるわけではないため間違えて切ってしまった民もいるかもだが、7話終わりが真打ち登場するMyGOの最も大きいターニングポイントなため頑張って見てほしい。7-10話は令和1面白いと言っても過言ではないぐらい凄まじく、ガールズバンドアニメでここまでやっちゃっていいんだというラインを超えてくる。正直自分も7話までMyGOはぼちぼち面白い程度にしか評価してなかったし舐めてた、すみません。
③ある意味キャラアニメ
MyGOの推しポイントしてはやっぱりキャラがいい。「キャラがいい女の子いっぱいのキャッキャウフフアニメなんて腐るほどあるんすわ」と言われたらそらそうなのだがMyGOは「いいキャラ」のベクトルが一味違う。MyGOのバンドメンバーは承認欲求まみれの女と「は?」が口癖の口が悪い女と心がドブ川より汚そうな女とコミュ障と意味わからんやつといった過去類を見ないおもしれー女達で構成されているのだ(バンドリキャラガチ恋ファンから刺されたら嫌だから補足しとくけど一介のキモオタクによるとても偏った主観的な意見です)。
ちなみにただ性格が悪かったりクズだったり尖ってたりするだけなやつってわけでもなく各自に確固たる信念やいいところもあるから安心してほしい、良くも悪くもめちゃめちゃ人間味に溢れているキャラ達なのだ。
今までのバンドリの世界ではアホやちょっと口の悪いやつやストイックなやつはいても何だかんだ優しく性格のいい女しかいなかった(たぶん)。ドロドロ恋愛アニメにいそうな性格の悪いやつやデスゲームにいそうな明確なクズみたいなやつは存在しちゃいけなかったっぽいのだが、どうやらその制約は今回MyGOでは適用されていないっぽい。つまり今回はどんなキツいキャラでも参加可能な無制限ルールでポケモンスタジアム2で例えるならウルトラカップなのである、ミュウツーもミュウも長崎そよも参加可能だ。女の子がキャッキャウフフしている薄味なアニメはNGな方や過去作バンドリシリーズで物足りなさを感じて視聴をやめた方にも自信を持って推せる理由はここにあると言える。
以下軽くキャラ説明
高松燈
ボーカル。陰キャ、コミュ障。クズ多き世界で性格はマシな方だがただ陰キャなだけかも。序盤は主人公っぽくないけどたぶん主人公。個人的過ぎる意見だけど燈の曇った顔好き、ギスギスするお陰でいっぱい曇るから良き。
真面目な話をするとバンドリシリーズである以上バンドシーンはそこそこありボーカルである燈は結構歌うのだがめちゃ歌上手い。今勢いがある声優、羊宮妃那の圧倒的歌唱力はそれだけでMyGO見る理由として十分。
千早愛音
ギター。肥大した承認欲求と目立ちたがりの化身。序盤クズダービーぶっちぎりの1位なのだがMyGOのクズダービーはそんなに甘くない、なんなら愛音はわりと良い子で性格いい方であるかもしれない。
正直いうと最初声優の演技がうーんと思ったけどそのうち気にならなくなる、というか癖になる。私は愛音がやってるバンドリ天気予報も欠かさず聞いてるぐらい好きになっている。
要楽奈
ギター。野良猫、食い逃げ犯。序盤の印象だとなんか1人足りないから適当に付け足した?ってぐらい適当なキャラ。バンドリの過去作にも意味わからんキャラは存在したがこんなに意思疎通取れない生き物いていいのって感じ。
しかし、後半まで見てもらえばわかるがバランスは取れてます。シャドバで例えるなら結晶ビショのオーキッド、食べ物で例えるならカレーの福神漬けみたいなもん。私はオーキッドずっと3詰みだったし福神漬けないとカレー食べれないからそれぐらい大事なんだと思っておいてほしい。
あと純粋な可愛さだけで言うなら一番かも。
椎名立希
ドラム。従来のバンドリシリーズではあり得ないぐらい口が悪い女で「は?(圧)」って100万回ぐらい言ってる。MyGOは言葉選びが良いアニメで迷言とも呼べる台詞は数多くあるがその中でも立希は口が悪すぎて迷言がとても多い。良い台詞が多すぎて迷うが個人的には「あいつはもう駄目だ」が1番好きかも。物語の重要な場面でも圧倒的な口の悪さは鳴りを潜めることなく、そんな返し方アリなの?みたいな会話のやり取りは必見。
誰にでも刺々しいわけじゃなく燈にだけ異様に甘いのも良い。
長崎そよ
ベース。序盤から不穏な雰囲気はあるものの、唯一の常識人枠感を醸し出し公式にも「誰にでも優しく」って書いてあるにもかかわらずコイツが1番ヤバい。(まあいい年して趣味がDCGとアニメの俺の方がヤバいけどね)
そよさんが普通のキャラだったらMyGOはここまで面白くなかったかもしれない。あんまりネタバレしすぎるのもあれなのでどうヤバいかこの先はキミの目で確かめてくれ!
単純に曲がいいとか他にもおもしれー女はいっぱいいるとかギスギスが終わってからも面白いとか推しポイントはたくさんあるのだが、そろそろ面倒なためこの辺りで纏めに入らせていただく。
人に読ませる文章を書くのは得意ではないしアニメは日頃言語化せず感覚で取捨選択している適当なプレイヤーなためMyGOの良さがあまり伝わっていないかもしれない。しかし、日頃ブログは書かないし言語化も苦手なキモオタクがわざわざブログを書いたという事実を評価してどうかMyGOを見てほしい。この記事はカスでもMyGOは神作なのだ、頼む信じてくれ。
ちなみに11話視聴時点での評価の記事なため今後の展開がめちゃくちゃになったときの責任は一切負えない。ここから誰かが洗脳され機関銃をぶっ放したあげく死んだり、2ヶ月に渡り同じ話を繰り返し始めたときには黙ってこの記事は消す。
↑杞憂だった、令和1のアニメを名乗れる神作(9/14更新)